2020年12月28日(月)21時~ たけしの新・世界七不思議 仰天!“少年王ツタンカーメン”99年目の新発見SPが放送されます!
ツタンカーメンといえば誰もが一度は聞いたことのあるエジプトの遺跡から発掘された少年王として有名ですが、今年、2020年になって最初の発見から99年も経っての新発見!というのでどんな発見だったのかとっても気になったので調べてみました!
2020年今年、発見から99年目のツタンカーメンとは
古代エジプトの第18王朝のファラオ(古代エジプトの君主の称号で王の意)。
少年王と言われているように、19歳の若さで亡くなったとされています。
ツタンカーメン王の墓は考古学者ハワード・カーターによって1922年に盗掘されていない状態で発見され、有名な黄金のマスクなどの出土で一躍有名となりました。
【ネタバレ!?】たけしの新・世界七不思議で注目!2020年今年発見から99年目のツタンカーメンの新事実とは?
なんと、2020年2月にツタンカーメン遺跡の研究者チームが、ツタンカーメン王の墓の裏側に隠されていた部屋を新たに発見したというのです!
この隠し部屋が発見される前には、ツタンカーメン王の墓にはどこかにツタンカーメンの義母ネフェルティティが埋葬されているのではないかという論争が長年にわたりあったそうで、この隠し部屋がそうなのではないかと期待されていました。
発見された部屋は、高さ約2メートル、長さ約10メートルという大きさで埋葬するには十分の広さだと思いますが、研究チームによると、レーダーを使って3年間調査をしたものの、残念ながらその空間には何もないことを結論付けました。
秘密の巨大な空間を発見したのに何も入っていないのは残念ですが、遺跡発掘から99年もたった2020年の現代での新発見というのが、これからも何か新事実が発見されるのではないかという期待に繋がりますね!
【ネタバレ!?】たけしの新・世界七不思議で注目!2020年、今年発見から99年目のツタンカーメンの死の真相とは!?
ツタンカーメンの埋葬品の中に三角形の麻製の布が146枚納められていたそうですが、こちらの三角形の布は「パンツ」であることが判明しています。
麻布パンツの寸法からツタンカーメンの下半身のサイズが推測でき、他にも、片方の足が内側に曲がっており、あまり体を動かせずにいたため肥満体だったのではないかと言われています。
そして、近親結婚の影響で体が弱く、パンツは常に清潔にしておく必要があったので、重曹や次亜塩素酸ソーダ等で消毒した跡が見られたとの事。
このように、元々、生まれつき体が弱かったツタンカーメンですが、直接の死因となったのは、「骨折にともなう敗血症」と「マラリア感染」によるものと考えられています。
ツタンカーメンは左大腿骨(左足太ももにある骨)に骨折した跡が見つかっていますが、かなりの大怪我であり、当時の医療では完璧な処置はできませんでした。
この骨折した部分から細菌が侵入し、敗血症になったと考えられています。(敗血症とは体の中で細菌が増殖して炎症が全身に広がり重篤な臓器障害を引き起こす病気)
この病気はかかってからすぐに治療しないと命の危険があるもので、ツタンカーメンも敗血症になったことで、骨折してから数日の間に亡くなったそうです。
さらに、近年のDNA検査によると、敗血症と同時にマラリアに感染していたそうです。(マラリア感染症は蚊を媒介にして、人間に感染する病気。主に熱帯や亜熱帯地域に流行している感染症で、現在でも年間数億人が感染していて、40万人近くが亡くなっている。)
昔から、ツタンカーメンは毒殺や撲殺など他殺されたのではないかという説を聞いたことがありましたが、現代の調査により、元々の体の弱さに加え、現在の医療でも適切に対応しないと命の危険のある2つの病によってツタンカーメンは亡くなったということを知り調査技術の目覚ましい進歩を感じました!
たけしの新・世界七不思議で注目!2020年、発見から99年目のツタンカーメンの衝撃の新説について吉村教授が語る!
番組では今回、ももいろクローバーZの百田夏菜子さんをゲストに迎え、ツタンカーメン調査チームの博士による「墓がツタンカーメンの為に作られたものではない」という衝撃の新説について、吉村教授がツタンカーメンの墓にまつわる3つの謎を紐解きながら真相に迫るそうで、どんな解説が聞けるのか楽しみですね!
最後までご覧いただきましてありがとうございます^^
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